ブログ3:好きな詩

 私が好きな詩が多いので、決めにくいですね。去年、詩の授業を取っていた時に、たくさん新しくてきれいな詩を発見しました。大抵長い詩が好きだけど(例えばホーマーのオデッセイ)前学期美しい短い詩に感謝するようになりました。したがって、今日好きな短い詩を紹介したいと思います。それは英語で書かれましたが、翻訳もしたいと思います。

詩の英語の題名は「The Two-Headed Calf」ですが、日本語の翻訳は「双頭の子牛」だと思います。作者の名前はローラ・ギルピンです。英語と日本語の言葉で紹介します。


“Tomorrow when the farm boys find this freak of nature, they will wrap his body in newspaper and carry him to the museum.”

「明日、農場の少年たちはこの自然のフリークを見つける時に、彼の体を新聞に包んで、博物館に運びます。」


“But tonight he is alive and in the north field with his mother.”


「でも今夜生きていて、母と一緒に北の野原にいます。」


“It is a perfect summer evening: the moon rising over the orchard, the wind in the grass.”


「それは完璧な夏の夜です。果樹園の上に昇る月、草の中の風。」


“And as he stares into the sky, there are twice as many stars as usual.”


「そして、彼が空を見つめると、いつもの二倍の星があります。」



きれいですね。作者がシンプルな言葉を使って深遠な何かを伝える方法が好きです。この牛は自然の忌まわしさですが、私達よりも深く自然を鑑賞することができます。私はその牛と一緒に北の野原にいるような気がします。人生と同じように、それは美しいですが、はかないものですね。


皆さん、どう思いますか。この詩、好きですか。どうしてですか。教えてください。


じゃあ、次回まで!

キャノン

Comments

  1. この詩はすごいですね。私も読んで、大好きになります。社会に認められない双頭の子牛は、この一晩だけに他の誰でもよりもっと深く自然の美しさが感じられます。感動します。ちなみに、この絵を元々連れていますか?オウ

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  2. この詩を聞いたことなかったので、紹介してくれてありがとうございます。とてもシンプルで、美しいですが、やっぱり何よりも悲しいかなと思いました。今夜は綺麗な星空見えるのに、明日になると、母から遠く離れて行って、博物館でどうなるかな、みんなは優しい目で見るのと思ってしまいました。しかし、キャノンさんの読み方とても好きでした。この子は誰よりも自然の美しさを深く感じて、鑑賞出来るということ、なんか感動しました。
    ー池原

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  3. 私もこの詩を読んだことがあります!すごくきれいし、分かりやすいから大好き。双頭の子牛を思う時、ちょっと子供の頃に帰りたいな。子牛の初めの夜のように、子供の頃に期待や問題は何もないね。そして、キャノンさんは長い詩の方が好きというのは面白いと思った。 ブッカー

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  4. ちょっと感動して言葉が出ませんね。哀(かな)しくて果てしなく美しい。
    池原さんも書いていますが、キャノンさんの解釈を読んで、私の読み方も深まるように思います。絵も詩の意味をよく表していますね。

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